JP展について

JP展のコンセプト

 44回目の開催となる「JP2019・ICTと印刷展」のテーマは、「Start up Ocean Front~自動化設備を満たす需要創出策から始めよう~」。
出展各社からの出展を通じて「生産工程でもたらされる付加価値」と「発注者サイドに提供できる付加価値創出」を来場者に情報発信されることが期待されている。
開催概要
▽名称=「JP2019・ICTと印刷展」
▽会期=5月31日(金)。6月1日(土)
5月31日は午前10時~午後5時、6月1日は午前9時30分~午後4時
▽テーマ=「Start Up Ocean Front~自動化設備を満たす需要創出策から始めよう~」
▽会場=インテックス大阪5号館(大阪市住之江区南港北1ノ5ノ102)
▽主催=JP産業展協会
▽後援=大阪府・大阪市・大阪商工会議所・大阪府中小企業団体中央会・全日本印刷工業組合連合会・日本製紙連合会・日本洋紙板紙卸商業組合・公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会
▽協力=公益社団法人日本印刷技術協会・大阪印刷関連団体協議会・大阪府ものづくり振興協会・水性フレキソコンソーシアム設立を考える会・販促アイデア協議会
■3年ぶりにインテックス大阪で開催
今回で44回目の開催を迎える「JP2019・ICTと印刷展」は、3年ぶりに会場をインテックス大阪に戻したとで、機材搬入における重量制限が解消されたことにより、中型・大型の生産設備も展示・実演され、「生産工程でもたらされる付加価値」について最新動向が紹介される。
過去2年間にわたり、大阪市内の中心に位置する「マイドームおおさか」でJP展を開催してきたが、会期中に来場者のアンケート調査を実施した結果をもとに会場を「インテックス大阪」へ戻すこととなった。
中小印刷業界の活性化策のひとつとして、「自動化設備を満たす需要創出策」が提唱される環境下にあって、最も身近な課題である小ロット・高速処理に対応する「お客様に提案できる業態への転換」を促す基礎づくりを可能とする製品が今回も数多く出展される予定となっており、新技術の展示と企業連携による展示によって「現状の設備機器をいかに効率化するか」「地場産業としての印刷営業力をいかに高められるか」など、競争が激化する環境下で、出展各社から激変する社会環境に合わせた提案が行われることに期待が集まっている。
■新元号となって全国初の総合印刷機材展
「JP2019・ICTと印刷展」は、4月1日に発表された新元号となって全国初の「印刷総合機材展」となることも注目のひとつとなっている。新元号のもと開催されるJP展に来場される方々も新しい時代に向けて事業の発展、業界のさらなる活性化に向けて決意新たにJP展に来られると思われることから、出展各社から印刷業界がさらに盛り上がっていくための方向性が示されることに期待が集まる。
■大阪万博誘致決定による関西経済の活性化に期待
関西経済は2019年度も5年連続のプラス成長が見込まれており、10月に予定されている消費税率引き上げに伴う駆け込み需要などによって緩やかな回復が続くことが見込まれている。
2019年は6月に日本で初開催となる「G20サミット」が大阪市内で開催されるほか、9月には日本で初開催の世界3大スポーツイベント「ラグビーワールドカップ2019」の試合が大阪・兵庫でも開催されるなど、経済効果を高める催しが実施される予定となっており、これらのイベントに関連した印刷業界への特需にも期待が集まっている。
また、大阪では夢洲地区のポテンシャルを最大限に活かし、統合型リゾート(IR)を核とした国際観光拠点の形成により、国内外から人・モノ・投資を呼び込み、関西経済の持続的な経済成長につなげるための「大阪IR基本構想」が策定され、IRの誘致実現に向けて取り組んでいる。 さらに、昨年11月には2025年に「国際博覧会」が大阪で開催されることが決定。大阪での「国際博覧会」は6年後の2025年開催ではあるが、実施されまでには関連する印刷物の需要はあると考えられる。
加えて、2020年7月24日から開催される「第32回オリンピック競技大会(2020/東京)」「東京2020パラリンピック競技大会」でも、印刷業界に経済効果をもたらされる上げ潮ムードも高まり、首都圏にと止まらず、関西経済にも波及すると思われ、関西経済が浮揚する機運が高まる中でJP展の開催となる。
■各種展示内容
一方、経済産業省では「コネクテッド・インダストリー」を提唱しており、産業と産業、人と人、人と機械が今までとは違った結び付きをすることで付加価値を高めていくこと呼び掛けている。
印刷業界と他の業界、印刷技術と別の技術など、今までとは違った結び付きで新たな付加価値を高めていくためきっかけとなる情報収集の場になるための準備を「JP2019・ICTと印刷展」を主催するJP産業展協会では進めている。
4月2日現在で「JP2019・ICTと印刷展」には特別展への参加企業を含めて98社から最新情報が発信される予定となっている。
▽「販促アイデアグランプリ2019」
「JP2019・ICTと印刷展」は、機材トレーディングの場であると同時に、時代環境が求める印刷物の使命を印刷発注者とともに考えていくために真のパートナー探しについて情報を発信し、複合メディアにおける印刷業界の役割を考察していくことも役割のひとつとしている。
「JP2019・ICTと印刷展」の会場内に設置される「販促アイデアグラフンプリ2019」では、34社の参加企業から集客・販売を支援する多彩なセールスプロモーションツール、最先端の印刷技術、多くのPOP関連商材など、最新のSP関連商材が展示されるととともに、会期中には成功事例発表会などを通じて来場者に情報提供していく。
参加企業各社が独自開発された販促アイデア商品を披露し、来場者とのネットワークを構築してお互いに収益拡大に向けた情報交換を図ることによって、「発注者サイドに提供できる付加価値のあり方」が示される。
▽「軟包装印刷設備&技術展」
また、オフセット印刷業界から初となるイノベーション事業・水性フレキソ印刷への参入としてその成り行きが注目されていることから、そうした動きを支援する立ち位置から水性フレキソ印刷グループ各社の取り組み紹介と併せて、普及傾向を示す小ロット軟包装印刷の現状を発表するテーブルトップ展示を「軟包装印刷設備&技術展」の名称で会場内に設置し、参加企業各社から情報発信される。
▽「AR・VR特別展」
さらに、クロスメディア展開への対応策として、AR技術・VR技術を印刷メディアに取り込むための情報発信を行う「特別技術展」では、3社から情報が発信される。
2025年に大阪で開かれる万博では、会場で直接展示を見る入場者だけでなく、仮想現実(VR)の最先端技術を用いて世界の80億人が「バーチャル来場者」として参加できることをコンセプトに掲げている。
大阪市の担当者が「今は想像もできないことが6年後には可能になる」とのコメントを発表するなど、最先端技術を社会に実装するための実験場として大阪万博が格好の舞台となる可能性が高まっている。
そうした社会環境の変化対応していくために、すでにAR・VRの技術を採り入れた事業展開を進めておられる3社から活用事例が発表され、協業していくための情報が提供される。
▽昨年より28社38小間増
4月2現在で「JP2019・ICTと印刷展」には特別展への参加企業を含めて98社から情報発信が行われる予定となっている。昨年と比較して参加企業は28社増え、規模も38小間増で実施できる見込みとなった。
主催するJP産業展協会では、「JP・ICTと印刷展」の開催を通じて印刷関連業界のさらなる技術革新を図るとともに、機材展開催を通じて情報交換と親睦を図っていく。
これまでにも、印刷関連業界に携わる方々はもちろんのこと、印刷業界が情報産業の一翼を担う産業であることを内外に情報発信してきたが、今後も機材展の運営を中心に、印刷関連業界の団結と協調の輪を広げていくために、事業運営を展開していく。
▽事前PRガイド・メールマガジン配信でJP展への来場を喚起
これらが「JP2019・ICTと印刷展」の開催概要となるが、1人でも多くの方が来場されるよう、JP産業展協会では抽選券付きの「JP事前PRガイド」を発行し、関連する業界団体への配布、さらには出展各社の協力を得て来場を喚起している。
さらに、今後は週1回にわたって「JPメールマガジン」を配信し、出展各社様の出展内容をはじめ、各種企画展の情報を発信していく。
メールマガジンの配信先としては、過去5年間にわたり、総合受付にて来場された方々の名刺をデータベース化しており、それらの人に対してメールマガジンを配信するほか、大阪府ものづくり振興協会の支援を得て印刷関連業界だけでなく、業界外の人にも印刷業界の変わり目を体感してもらえるように呼び掛けていく。
▽KADOKAWA・㈱モリサワの提供による「フォント男子」大判サインを掲示
さらに、JP展の会期中の5月31日・6月1日は2・3号館にて商社のバザーが開催されるほか、6月1日には4号館にて大学生を対象とした就職活動のイベントが開催される。これらのイベントに参加される人に印刷物の魅力を楽しんでもらう企画として、KADOKAWA・株式会社モリサワの協力を得て、フォント擬人化マンガ「フォント男子」の内容を紹介する大判サインや登場人物の等身大パネルを5号館前にあるカリオンに掲示する。
同作は、さまざまなフォントの特長を踏まえて擬人化したコメディー漫画。以前住んでいた町に戻り、モリサワ学園に転入することになった高校2年生のアンチックANを中心に、再会した親友の太ゴB101や、ゴシックにライバル心を燃やすリュウミン、担任の正楷書CB1といった、さまざまなフォントに囲まれた学園生活を描いたもの。
これまでに111話があり、5月10日には本紙化される。そのデザインの一部を大判プリンタで出力し、JP展の来場者はもとより、併催されるイベントに来場される人にも興味を持っていただき、パネルの前で記念撮影できるようにし、それらの人がSNSで情報を拡散することが印刷業界の大きな宣伝になることを期待していている。