塗工紙「オーロラコート」の品質を改良、省電力型UV印刷への適正を向上
2014年10月29日

日本製紙(東京都千代田区、馬城文雄社長)は、同社の上質塗工紙の代表銘柄である「オーロラコート」の省電力型UV印刷への適正を向上させた。枚葉印刷市場では、小ロットかつ短納期で仕上げる仕事が増加しており、省電力型UV印刷機の導入が進んでいる。一般的には省電力型UV印刷は、低温時における専用インキのタック(粘り気)が油性インキに比べて大きく上昇するという特徴があり、特に表面に光沢を持たせたグロス系塗工紙は紙の平滑性が高い分、冬場を中心にピッキングのトラブルが発生しやすくなる。

今回、印刷機メーカーや印刷資材メーカーの協力のもと同社の技術力を生かし、「オーロラコート」の表面強度を上げる対応を行うことで、ピッキング耐性を向上させ、省電力型UV印刷を想定した品質を実現した。また、表面強度を上げると油性インキが乾燥しにくくなるという課題も克服し、油性印刷、UV印刷、双方の印刷条件で適応する用紙となっている。