モトヤ P―1グランプリの結果発表:生田印刷が1位に輝く
2015年03月24日

モトヤ(古門慶造社長)はこのほど、1月30・31日の2日間、大阪市中央区のOMMビルで開催した「MOTOYACOLLABORATIONFAIR2015」の会場で併催したポスター展「P―1グランプリ」の1位に生田印刷(大阪市東成区、生田啓司社長)が作成した「大阪市北区中津」の作品が選ばれたことを発表した。毎回、テーマとなるキーワードを示して印刷会社の制作スタッフが発想力や表現力の実力を披露し、「コラボレーションフェア」来場者の投票でグランプリ(プリントナンバーワン)を決定する「P―1グランプリ」は2010年、姫路モトヤ主催の「コラボレーションフェア」での第1回以来、大阪・東京の「コラボレーションフェア」と併催されているが、参加印刷会社からは「公平性・透明性が高く、自社の強みを広くアピールでき、社内の連帯感も強まる」という評価を受け、社内コンペを行って最優秀作を出品する印刷会社も増え、出品作品の質も非常に高くなっている。
 今回行われた「P―1グランプリ」では「大阪のおすすめ名所」をテーマに、29点の作品の応募があり、「MOTOYACOLLABORATIONFAIR2015」の会期中、来場者の投票によって優秀作品が選ばれた。
1位には生田印刷の「大阪市北区中津」が選ばれ、2位=プロスキャンの「ARぶらり街かど展:勝山編」、3位にはワードワークスの「大阪のおばちゃん(レンチキュラ)」が選ばれた。2月18日には古門社長が生田印刷を訪れ、1位に選ばれた作品をデザインした梶野歩さんと後藤真美さんの栄誉を讃えて表彰状と記念品を手渡した。
 今回、1位を受賞した生田印刷は、磁気カードの製作やプリペイドカードの印刷を主事業としており、菊半裁判のオフセット印刷機5台とシルク印刷機2台を所有し、オフセット印刷機は全てがUV対応機で生産効率を上げることで小ロット・納期短縮に対応している。平成5年には韓国で開催された万国博覧会の入場カード1650万枚を取り扱うなど、東南アジアをはじめとする諸外国にテレホンカードやハイウェイカードなどを輸出するまでに至っている。
生田印刷では、2013年に初めて「P―1グランプリ」に作品を応募したが、写真と文字のバランスが細か過ぎたことを反省し、今回の作品ではインパクトを重視したデザインを作った結果、2回目の出展で1位に選ばれることとなった。
特に、今回は社内で2作品を作成し、投票で出展する作品を決めた。作品のデザインに際しては、梶野歩さんと後藤真美さんが中津まで下見に行き、異次元の世界に入るイメージをデザインしたポスターを作成。
ポスターにある「中津」の文字の部分に銀のフィルムを手貼りしてインパクトを高めたことも来場者の関心を集めることに結びついた。1位に選ばれた作品をデザインした生田印刷営業本部デザイン課の梶野歩さんは「前回応募した時に1位との壁を感じていました。今回、再挑戦という心意気で出した結果、1位に選ばれたことは言葉にならない喜びでした。
 テーマが『大阪のおすすめ名所』でしたので、私が生まれ育った中津のまちを一人でも多くの方に知ってほしいとの思いを込めました。その作品が1位に選ばれて嬉しいです」と受賞した喜びのコメントを表している。
また、デザインをともに作成した後藤真美さんは「中津に下見に行った時に昭和のレトロな雰囲気から梅田スカイビルといった都会の風景も見られ、面白いお店もあり、楽しいところでした。私にとって異次元な世界でしたので、その点をデザインで表現したいと思いました。吸い込まれそうなイメージがデザインできたと思います。今回1位に選ばれて誇りに思います」と語っている。
 なお、今回出展された全作品は2月24日より1週間にわたって心斎橋から長堀橋の地下街にあるクリスタ長堀のギャラリーで展示された。