JP展出展をご検討する企業様へのお願い-開催テーマに基づく会場づくりにご協力ください-
2014年11月19日

 

メインテーマ「ものづくり大阪 生活を彩る印刷技術」

サブテーマ「ものづくり」から「価値づくり」へ

機能的価値から意味的価値への転換が求められています

印刷業の「価値づくり」に貴社はどのように対応されますか

 

主催者は6つの価値創出類型を提示しています

 

「ものづくり」から「価値づくり」へ。右肩上がりの高度経済成長に支えられた時代の「ものづくり」と、経済の伸びが鈍化し、印刷需要が低迷する21世紀の「ものづくり」では、そのつくる“モノ"の内容が同じであるとは思えません。
ましてやインターネットやスマホなどのデジタル情報媒体の急速普及によって、負の影響を受ける紙媒体の将来を考えるならば、「印刷需要の伸びに依存した収益の上乗せ」によって成り立ったって来たこれまでのビジネスモデルのままでいるとするなら、21世紀の印刷産業がどのようになるかは目に見えています。
来年の「JP2015情報・印刷産業展」が、テーマとして設定した「ものづくり大阪生活を彩る印刷技術」は、この課題に取り組んでいくことを意味しています。

 

新たなビジネスモデル創出への動き

 

印刷企業が印刷物の大量生産に応えるために、そろって時代の先端設備を揃え、メーカーが提供する同じ技術様式を採用してきた結果、業界は、縮小する印刷需要と共に料金競争の渦にのみ込まれました。
印刷発注クライアントが求めるニーズ「使用価値」を満たすことで、印刷料金が支払われる「交換価値」が崩れたことによって起きた料金競争から逃れるために、新たな市場の創出が業界のテーマになって来ています。しかし、インターネットとスマホで展開するデジタル時代のマーケティング活動に適応する「価値づくり」に注視した具体的な対応策は、見つけ出されていません。顧客の要望を具体的な形にする機能を持つ印刷物の「使用価値」を、他の商品(その価値と同等の印刷料金)と交換する「交換価値」という2つの価値交換の図式からすれば、成熟した印刷産業の状況の中では、顧客自身が客観的にその価値を定義づける傾向が強く働き出すのは当然のことといえるでしょう。その結果として印刷企業の基本的な機能的価値では、勝負しにくくなってきているのも事実といえるでしょう。そのため、顧客ごとにその価値の受け止め方が異なる意味的価値への転換が求められてきています。
 この転換を図るために、企業固有の生産及び営業手法における固有の強みを見つけて、他社と差別化した価値を生み出すことで、意味的価値への転換を図ることに努力が向けられています。この努力は、印刷物としての収益性を高める交換価値を強化することを目指して、基本的な使用価値にどのようなカタチで、どのような機能を付加することができるかという具体的な追求となって表れ、印刷物の根幹となるコンテンツの在り方や、情報媒体としての機能の在り方に焦点が絞られてきています。印刷の基本的な機能価値(ユーザーからすれば使用価値)は、各種の出力システムやプリプレスシステムのさらなる高度化に伴って価値評価はアップすると思われますが、しかし、そのことによって同時平行的に交換価値がアップするとは考え難いといえるでしょう。
 収益に転嫁できる付加価値の追求は、これからの時代を見据えた継続的な「価値創出の仕組み」としてカタチづけていくことで、印刷業の「新たなビジネスモデル」を確立させることにもつながっていくものと考えられます。その意味では、印刷物の「価値づくり」は、印刷製品による収益転嫁を具体化するために戦略化されたものであり、その戦略を維持拡大していく各社固有の「企業づくり」につながっていくといえるでしょう。

 

6つの価値創出類型でJP展会場を構成

 

「JP2015情報・印刷産業展」を開催するにあたり、JP産業展協会は、収益に転嫁できる「交換価値」を高める「付加価値づくり」を6つの価値創出類型として分類し、JP展出展各企業様が提案する「価値づくり」に焦点をあて、JP展テーマの「ものづくり大阪生活を彩る印刷技術」と、そのサブテーマとなる「ものづくりは価値づくり」で統一された会場構成にすることを考えています。来場するお客様に少しでも役立つ情報を提供できるように、また出展各社様の製品を最も適切な見せ方で紹介することができるように、JP展会場全体が統一されたコンセプトで満たし、出展企業それぞれの技術や設備、考え方をクローズアップしていきたいと考えています。
 そのために出展各社様の考え方や展示製品、技術、開発コンセプトを、以下に記します6つの価値創出類型のどの類型に合致するかをお教えいただき、会場構成の基礎要件として準備を進めていきたいと考えています。
類型ごとに若干の説明を加えていますが、それぞれをご一読の上、出展各社様の考え方に合致すると思われる価値創出類型を選択していただき、別紙アンケート回答用紙に、なぜそのように考えるのか、その概略をご記入いただくとともに、充当する製品名・開発コンセプトを明記してください。貴社のご意見は、明年3月に開催します恒例の「プレJP」会場で配布する「JP事前案内パンフレット」に掲載して昨年同様に印刷関連企業全社に配布する計画です。ご対応いただきました各社の回答内容について、追加取材をさせていただきながら詳細情報としていきます。


つきましては、パンフ編集と制作スケジュールから、ご回答を1月末日を目途にご返送いただきたくお願い申し上げる次第です。
ご記入いただいたアンケート用紙は、FAXまたは「JPホームページ」の同文案内の回答用紙からも自動送信をすることができます。

 

価値創出アンケートにご協力ください

収益に転嫁できる「価値づくり」・貴社の対応策をお聞かせください

 

価値創出類型は、「既存生産ライン」と「クライアントとエンドユーザーの声を活かす企業づくり」の2分野に大別して、それぞれに3つの価値創出への考え方を示しています。■1~■6の中から貴社の考え方に合致する類型番号を選択いただき、別紙解答用紙に記載された6つの該当番号に記入してお送りください。6つの類型に含まれない価値創出へのお考えをお持ちの場合は、アンケート回答用紙の■類型7■にコメントを添えて、製品名を明記してください

 

既存生産技術の中から生み出す付加サービス

 

■印刷物の基本価値とサービス化

印刷物の価値の基本は、顧客の求めるものをカタチにする機能「使用価値」と、その価値をもって印刷収益に転嫁できる「交換価値」の2つで構成される。社会が印刷に求める役割は、政治・経済・生活文化や娯楽・教育・販売促進・流通など多岐にわたりますが、見やすく綺麗・正確であること、速やかに製品化すること、適正な価格であること、環境を損なわないこと、などの条件が伴います。この範疇でのサービス化は、美麗・高精細化、短納期、低価格といった概念になりますが、そうしたサービス化では料金に転嫁できる実効性は限界をきたしています。製品の在庫管理、配送サービスなど付帯的な業務サービスも考えられますが、これにも限度があります。お客様の発注量と価格との兼ね合いを考えなければなりませんし、小零細企業ではこのような発注先を確保している例は少ないと言えます。料金競争からの脱出を願う企業の多くは、中小規模の企業に集中するのはこのためではないでしょうか。各企業の強みを生かして差別化への道を模索するにしても、強みとなる要素を探しあぐねることになります。オフセット機を全廃して、デジタル印刷機で小ロット、短納期の道を探るにしても、本来のデジタル印刷機の特性を生かせる印刷市場を発見できるまでには至っていないのが現状ではないでしょうか。特にオフセット印刷機を主力に収益追求を行う企業においては、第3の「価値づくり」論として、印刷の基本機能を新たな考えのもとでステップアップさせるための「企業づくり」の必要性が浮上してきています。
 インターネットを利用して印刷需要を吸収するWebプリントが、印刷ユーザーの利便に供する料金を設定して市場での伸びを示していますが、オフセット印刷で適正料金を堅持しながら需要増をはかろうとするならば、印刷物とその企業の「ブランド化」を目指さなければなりません。クライアントの意識の中に、自社の印刷技術や生産工程を象徴するブランド価値を長期的に示していく努力が求められます。例えば、最も時間が割かれる校正回数をフリーにして、発注者要求に徹底的に付き合う体制を確立、維持するためには、全社的に意識を革新する「企業づくり」が伴います。こうしたサービスと品質によってブランド化を達成するためには、営業をはじめ生産工程の全社員が社内および社外に対して発信するコミュニケーション力が重要になるのもまた確かです。Webプリントの場合でも、新たな体制づくり、企業づくりは同じように行われています。印刷機を軸に展開する場合でも、差別化を実現するための経営手法の転換が必要とされます。
またこうした企業製品のブランド化と企業体制の変革を支えるためには、高度な自動化装置を備えた最新鋭の設備も欠かせません。既存生産設備と言っても、すべてにおいて競争力が求められます。資金力とリスク負担の気構えが経営者に求められる「特徴づくり」を前提とするため、誰でもが取り組める戦略とは言えないが、その分、他社との差別化は強化されるので汎愛でしょうか。

 

■ワークフローがもたらす価値づくり

20世紀のモノづくりを主導したプリプレス・メーカーは、アナログからデジタルへの先鞭をつけたCTPワークフローを発展させて、デジタル化時代の統合管理システム「新世代ワークフロー」を提示して、全社機能を合理的に管理する経営システムを示しています。その中では、これまで渾然一体となっていた営業業務と生産業務を切り離し、それぞれでの両輪活動による企業の活性化を促さ宇土されています。
その多くはオフセットとデジタルの2つの流れを融合するワンプリプレスによるプレートデータの共有による合理化とミス、ロスの防止策を強めるとともに、インターネットを活用した版データの遠隔地送信、クライアントとの校正確認などに新たな生産段階での価値創出策を示しています。
iPadやスマホなどの通信機能を取り入れ、営業とお客様、生産工程を包含した各種側面からの合理化を促進する新世代ワークフローが生み出す実益性には、大きなものがありますが、印刷物発注者にとっても、発注から納入までに担当者が担うことになる時間、予定の立てにくさ、確認作業の不明確さ、こうしたことから抱える不快な思いから解放される大きなメリットを提供することになります。
印刷物の満足水準に比べ、納入までのプロセスに対する満足水準は一応にして低いとみられています。生産工程での非効率な部分を限りなく排除し、同時に発注者サイドの納入プロセスの非効率な部分を排除する相乗効果を、ワークフローがもたらす最大の「価値」と捉えた価値創出戦略が、そろそろ具体的なカタチとなって表れてくるのではないでしょうか。


■類型3■印刷最終工程での価値づくり

顧客ごとにその価値の受け止め方が異なる「意味的価値」を追求することは、現有設備や規模に関係なく、特徴ある印刷物を作成するための要素づくりとなる可能性は大きいといえるのではないでしょうか。
受け止め方の違いによる印刷物の価値。この価値評価は、工芸としての印刷の側面からは極めて重要な評価基準と言えなくは有りません。一般的には、予想以上の感動、驚き、極端に言えば常識を超えた突飛な仕上がりをも含むことになる考え方を、印刷物生産工程のどこかで具体的なカタッチとしていくことも考えられるのではないでしょうか。
 価値という概念で言えば、「物事の役に立つ性質」ということになりますが、時には、特に販促効果を狙う印刷物では、発注者のニーズと共に印刷製品を最終的に手にする人々に対する注目度を意思した仕上げ技術を追求することで価値づくりを実現できないでしょうか。特に製本後加工での、熟練したモノづくりの技術を、印刷企業と製本紙工業者による共同戦略がこれからの課題になって来ています。
印刷製品が与える刺激によって感覚や知覚を揺り動かす心的現象が価値となるともいえます。いわゆる「感性価値」が注目されてきている所以でもあるでしょう。印刷製品が五感のうちの視覚、聴覚、皮膚感覚を刺激して、何らかの反応を引き起こす可能性は極めて高い。こうした反応変化も一つの情報を与えたことになり、印刷物の内容対象に対して、その性質や形態、関係性を受け手の世界で独自に発展させて把握することにも繋がります。固定化された印刷情報を、受け手の心的状態の中で、より身近な情報に拡大変化させる「感性価値」を真剣に考えていく必要性はあるでしょう。

 

クライアントとエンドユーザーの声を活かす「企業づくり」

 

■類型4■新技術導入による価値づくり

デジタル印刷によって、刷版を必要とするオフセット印刷の限界を超えた新たな機能が投入されている。ゴールド印刷や3D印刷(ニス厚盛りによる表現)などがすでに発表されているが、こうした新技術に適応するデジタル印刷市場は、導入企業が自ら開拓していかなければならない分野ともなる。成熟したオフセット印刷の領域では、発注者自身がその価値を見定める見識を培っている。だが新技術領域では、新たな驚きや興味を促すことができれば、企画提案の仕方次第でクライアントの「使用価値」度を高め、競争のない世界での「交換価値」を確保していける可能性を秘めています。
 しかし、技術導入には新たな投資が必要になるため、単なる付加価値追求の目論見としては採算が合わなくなる。これまでの営業活動が、新技術を適合させる市場と隣接しているか、その市場を新市場として調査分析する機能を持っているか、社員の理解度を深めることができるかなどの課題もあるのも事実です。企業全体で新しい技術に対して、新しい使い方を考え出し、市場へのアプローチにどれだけの新たなアイデアと販促サンプルを造りだせるか、などの取り組みが必要になっています。
こうした新技術の導入は、デジタル印刷の分野だけでなく、これからの発展分野と目されるフレキソ印刷やパッケージ、シール・ラベルにおいても同様の動きは出ていますが、オフセット時代の右へ倣への安直な対応は通らないのもまた確かです。市場分析と対応企画、必要技術を持つ各社とのアライアンスを組むことができるかなど、体制造りに準備時間と資金などの覚悟が担保される必要があるといえるでしょう。

 

■類型5■コミュニケーション思考による感性価値

印刷企業が、印刷物の発注依頼をだすクライアントだけを見て仕事をしていたとすれば、印刷の「基本価値」以上の「価値づくり」は望めなくなるでしょう。同時に、そうした状況では、新たな市場創出は永遠に遠のいていくとともに、お客様の数も減少していくことになると言えるでしょう。クライアントと最終エンドユーザーの気持ちや願いなどの、見えない期待に近づくための企業努力と戦略が必要になって来ています。この印刷発注者の向こう側にある市場や最終クライアントの動きを反映した企画提案を作成することを重視する企業が、これからの印刷企業像を打ち立てるものとして注目されています。新ビジネスモデル創造の鍵になる戦略の1つとして、考えていく必要は有るでしょう。
同時に、既存のクライアントに対しても、また新規に取り込みをかける企業でも、特にターゲットとして定められない企業に対しても、世情の動きを把握して、今、世の中はどのように動き、何が注目され、どのようなものが売れているのか。一般社会の購買行動はどのような展開をしているのか、若い人は、女性は、何にどのような反応を示すのかなど、印刷クライアントと最終エンドユーザーを繋ぐテーマに関心を持ち、営業企画書として具体化する力が、企業競争の勝負どころになって来ています。
エンドユーザーの生の姿と市場動向に対する調査結果を営業活動に取り込み、目標としたクライアントに当てはめた販促企画にまとめて提案し、それに対するクライアントの意見を聞き、さらにプランを練り直すと同時に、企画実施による販促効果を添えて再提案する。
 この営業活動の基本になるのはコミュニケーション能力だといえるでしょう。説得し、説き伏せ、承諾させる営業力ではなく、相手の隠れた心の声を聴きとる能力が大事になると言えます。そうした人材は規模の大小にかかわらず、社内に数人はいるはずです。これは設備力や企業規模に関係なく展開できる営業活動ですが、経営トップの考え方を全社員に徹底させるための教育など、長期的な計画が必要にもなるでしょう。同時に提案内容を確実に実現する設備を保有することも前提条件となるでしょう。
 調査結果と販促効果を分析した企画提案が、ありきたりの内容であっては誰も興味を持ちません。あくまでも市場動向の新しい動きを反映させた新鮮味のある事柄が、ストーリー性を持つ展開で描かれていることが必要です。新鮮なデーターとストーリー性を要因として、クライアントが採用するならば、その提案企業を永続的な企画プランナーとして認めるようになり、持続的な収益確保を図ることにもつながっていきます。
すでにこうした市場・顧客調査、分析、ストーリー企画案、コンテンツ内容、販促効果を踏まえた企画提案を実施する企業は増えてきていますが、こうした展開をするためには、新たな企業づくりを目指す全社的な取り組みが必要になるのも確かです。

 

■類型6■モバイル・マーケティングへの挑戦と印刷物の価値づくり

電子メール送受信から始まった携帯電話の技術革新はカメラ、ミュージックプレイヤー、テレビ、ラジオ、GPS、電子マネーまでを取り込んで、インターネットを絡めたモバイル・マーケティングとして、現在ではCPインターネットマーケティングを凌ぐ役割を持ち始めています。今後もインタネットとの連携をさらに深める必要性から、光ファイバなみの通信速度を実現していくとみられ、動画などの大容量コンテンツを閲覧できる動きを見せています。
インターネットサイトとつながるスマホを利用して、紙媒体の静止画とサイト上の各種情報を結び着けて、サイト所有者に関するサービスや取引情報を提供するスマホ+ARコンテンツによる購買行動促進効果が注目されています。その動きの中で、ARアプリとコンテンツ制作技術のさらなる改善も進められています。
 サイト上の店舗と実店舗を結び着けるアプリ上の工夫と1~2分で展開されるコンテンツ訴求力を、PCコマース以上に高めていくことが課題といえますが、PCとは異なる持ち運びの便利さや若年層での普及を背景としたARコンテンツの在り方次第で、AR画像を配信する最初の印刷物は、実店舗内の商品カタログや垂れ幕、また販促効果の分析によるDMやはがき、エリア限定のチラシなどの制作受注を得る機会をもたらすチャンスに発展させるO2O戦略が具体化されつつあります。
印刷企業は本来、印刷物のコンテンツを保有していないと言われますが、しかしコンテンツの制作技術が印刷企業の原点となっているのは確かですから、これからは自らの企画とアイデアによって1~2分の販促映像を制作提供することによって、閲覧者の感性を揺り動かし、紙媒体とスマホを連動させた販促活動を具体化することができる時代を迎えています。造る側、売る側と買う側、この間に起こる購買行動を改善する役割を担うことで印刷企業の新たな立場を目指す動きは顕著になって来ているといえるでしょう。欲しいものを的確に見つけ出し、満足のいく確認の基に、迅速に手に入れたい。同時に割引クーポンやサービス券の提供や、実店舗での各種の恩典を得る「楽しい買い物」の仕組みを、地場の個店や商店街に提案し、プロデュースする能力の養成が中小印刷企業の研究課題ともなっています。
 こうしたARによる販促展開は、すでにグローバルブランドのメーカーと大手広告代理店などによって展開されていますが、コンテンツ制作に著名タレントを使い巨額のスタジオ資金を変えて行われています。技術としてのARインフラは、現在では中小印刷企業にとって無理のない状況になっています。足元の商店街で採用される中小印刷企業が考え出すグローバル・ブランドメーカーとは異なる観点からの費用と、ストーリー性のあるアイデアとコンテンツ、このバランスを配慮したAR戦略を印刷物の増注戦略にしていく可能性を考えていくことが問われています。

 

JP2015情報・印刷産業展 主催者企画

 

■ポスター×AR×iBeaconによる最新のO2O販促ソリューションをJP展会場で体験 ■

O2O販促分野で今、注目を集めているiBeaconを利用した販促ソリューションを、会場入り口に掲出する主催者オリジナルポスターに導入。JP展来場者に印刷物とスマホアプリのプッシュ通知機能を利用した最新の販促ソリューションをご体験頂きます。iBeaconとはスマートフォンに内蔵された中近距離無線通信を利用した仕組みで、インターネットに繋がらない状態でも利用できるため、アプリを介したO2O販促に大いに利用できる最新の手法です。
 会場では来場者にアプリをダウンロードして頂き、iBeaconとARを合わせた仕組みで会場案内を展開。また、案内の中に企業告知を盛り込み、会場全体で大きなO2O販促の検証実験を実施します。アプリの利用案内や利用者の入り口となるオリジナルポスターは主催者側で制作します。また、アプリを利用した検証実験の参加者には、記念品をご用意いたします。

 

■iBeaconを搭載したAR採用ポスター掲示企業を募集■

会場内でアプリをダウンロードした来場者がiBeacon機能を組み込んだ掲出ポスターに近づくと、プッシュ通知機能による案内がスマホ画面に表示されます。ポスターにはアトラクション要素があるARコンテンツを設置。プッシュ通知でARポスターまで参加者を誘導します。 また、プッシュ通知とARポスターの仕組みを利用して、会場内に展示できなかった他の主力機種や、特にアピールしたい新製品などの詳細を告知できる枠をご用意。出展企業向けにiBeacon×AR掲出ポスターの利用企業を募集します。最新の販促手法の可否を、御社なりにJP展会場内でご検証ください。

 

■会場に紛れ込んだ「赤色フクローの化身」を探す■

 iBeaconのエンターテインメント性を持った利用手法として、会場内に紛れ込んだJP展の公式マスコットキャラクター「赤色フクロー」の化身を探す!という設定のゲームイベントを開催。化身役の人物がiBeacon発信端末を持ち、会場内を動き回ります。参加者は化身から発せられる電波を頼りに、スマホアプリを利用して該当人物を特定。イベントの参加者には、記念品をご用意いたします。イベントの具体的な流れは現在検討中ですが、他の来場者の迷惑にならない方法を具体化していきます。

 

■「歌舞くコンテンツAR祭」開催■

世の中の動き、市場の動きはクライアントと最終エンドユーザーの心や要望に反映されています。ですが、それは、一律ではなく、個々が置かれた環境条件によって変化しています。個々の発注者やエンドユーザーの要望をカタチにするためには、多くの方々とのコミュニケーションを積み重ねることが必要になると言えます。それが印刷物創出のスタートになると考えています。
 このことは印刷物発注者が提示する印刷ラフ原稿に対しても、上記の点を踏まえて印刷企業の感性で受け止め、発注者の知識や要望を超えたカタチにする努力が欠かせないものになっています。しかしこの段階では新規のクライアントや新たな需要は造りだせません。思いを先取りして、新たな企画(アイデア)をコンテンツというカタチで整え、さらに効果分析を踏まえた提案によって、新たな需要を勝ち取ることができるのではないでしょうか。そこで、最初に試みることは「アイデアとストーリー性」のある企画づくりです。
コンテンツ制作への挑戦として、今回の「歌舞くコンテンツAR祭」を企画し、作品を募集して、会場で紹介していきます。そのためこのイベントでは、クライアントから受注した営業作品をは受け付けられません。取り組む企業が架空の、あるいは自社を発注クライアントと見立てて、自社の売り込みたい強みや特徴などを、全社員が持つ感性をカタチにする社内企画のコンクールを催すくらいの考えで、取り組んでいただければと思います。架空のクライアントに日頃の型を打ち破る企業センスを示すチャンスとして、企画性、映像、デジタル編集力を集約したARコンテンツづくりにチャレンジしていただこうと企画するものです。
 「歌舞く」とは、「傾く」意味からくる「予想外の・突飛な・驚くような」といった、奇想天外の感性エネルギーを意味しています。架空の、あるいは自社を対象として爆発させた作品を、どのように表現することができるか、空想の世界の中での話として、こんな発想によるこんな表現方法があるのかと、受け手が感じる作品をご提供いただければと考えています。
 応募作品に対して、優秀賞、佳作、奨励賞などを付与する表彰と選考方法を現在検討中です。応募方法など詳細はJP展事務局にお問い合わせください。

 

 

■アンケート■

 

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