JP2019

「JP2019・ICTと印刷展」来場御礼

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直面する課題を解決する提案に注目集まる

JP産業展協会(西井幾雄会長)主催による西日本印刷業界最大のイベント「JP2019・ICTと印刷展」が5月31日から2日間、大阪市住之江区のインテックス大阪5号館で「自動化設備を満たす需要創出策から始めよう」をテーマに掲げて開催され、会期中27,225人の来場で賑わった。

44回目の開催となった今回は、3年ぶりに会場をインテックス大阪に戻したことで機材搬入における重量制限が解消され、中型・大型の生産設備も数多く展示され、「生産工程でもたらされる付加価値」について最新情報が披露され、来場者の関心を集めた。

同時に、中小印刷業界の活性化策のひとつとして、「自動化設備を満たす需要創出策」が提唱される環境下にあって最も身近な課題である小ロット・高速処理に対応する「お客様に提案できる業態への転換」を促す基礎づくりを可能とする製品も数多く紹介された。

収益拡大を実現する情報を発信

生産工程でもたらされる付加価値を紹介

このほかにも地場産業としての印刷営業力を支える「販促商品」の情報交流を重視して会場内にアイデア製品を開発する企業で構成する「販促アイデアグランプリ2019」をはじめ、新市場を切り拓く軟包装市場への取り組みを紹介する「軟包装印刷設備&技術展」、AR・VR技術を印刷メディアに取り込む「特別技術展」も実施され、参加企業から「発注者サイドに提供できる付加価値創出」の方法が提示され、収益拡大に向けた情報発信に注目が集まった。初日午前10時からは業界関係者が参加して開会式を挙行。

主催者を代表して西井会長が挨拶

西井幾雄会長

「44回目の開催となる今年度のJP展は、3年ぶりに会場をインテックス大阪に戻し、『ICT』をメインテーマに、サブテーマには『自動化設備を満たす需要創出策から始めよう』を掲げて開催することとなった。

印刷業界では今年1月から用紙が20%値上がり、1989年をピークに出荷額の低下、情報メディアの多様化やSNSの普及に伴い、紙離れが起こっている。現に電車の中では以前は新聞を読んでいる人が多く見られたが、今ではほとんど見られなくなり、激変する社会環境の中にある。印刷企業が今後、どのように生きていくのか、その一端を見せるのが本展示会の役割である。

新しい元号となって全国初の印刷総合機材展となる今回のJP展には、昨年と比較して出展社数20社、40小間が増加した。天候にしても、夏になる前に梅雨という大きな天候変動を経て盛夏になる。

用紙が20%値上がったということは大きな変動である。梅雨は過ぎ、新たな天候・時代が来ることは、今までのモデルは通用しないと言っているように思える。

3年ぶりに会場をインテックス大阪に戻したことにより、機材搬入における重量制限を解消し、中型・大型の生産設備が展示・実演され、『生産工程でもたらされる付加価値』について最新動向が紹介されており、それらの設備を見て自社の経営課題に対応するヒントを掴んでほしいと願っている。

このほかにも、印刷営業力を支える販促商品の情報交流も重視して、会場内にアイデア製品を開発する企業で構成する『販促アイデアグランプリ2019』をはじめ、軟包装市場への取り組みを紹介する『軟包装印刷設備&技術展』、AR・VR技術を印刷メディアに取り込む『特別技術展』も実施されており、出展各社から『発注者サイドに提供できる付加価値創出』の方法が提示されているので収益拡大に向けた情報収集をされることを期待している。

『JP2019・ICTと印刷展』の開催は、関西印刷関連業界だけでなく、印刷関連業界がひとつになり、コミュニケーションを図る場でもある。その中からいろいろなヒントやヒラメキを感じ取り、自社の発展に生かされることを祈念している」と情報収集の場としての活用に期待を示した。

JP展と印刷業界の役割

印刷営業力を高める方策も示された

祝辞・祝電披露の後、来賓・主催者代表によるテープカットが行われ、ファンファーレとともにテープカットが行われ、「JP2019・ICTと印刷展」の幕が開けた。

会期中は、「現状の設備機器をいかに効率化するか」「地場産業としての印刷営業力をいかに高められるか」など、競争が激化する環境下にあって出展各社から激変する社会環境に合わせた提案が行われ、来場者の関心を集めることとなった。

JP展は、機材トレーディングの場であると同時に、時代環境が求める印刷物の使命を印刷発注者とともに考えていくために真のパートナー探しについて情報を発信し、複合メディアにおける印刷業界の役割を考察していくことを役割のひとつとしており、44回目の開催となった「JP2019・ICTと印刷展」でも成果を挙げることとなった。

JP2020・ICTと印刷展

2020年度の「JP2020・ICTと印刷展」は2020年6月3日(水)・4日(木)の2日間、インテックス大阪で開催される予定となっている。

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