【株式会社和歌山印刷所】出展内容
株式会社和歌山印刷所は、その名の通り和歌山市で創業76年を迎える印刷会社である。
約10年前からブランディングに取り組み、ニッチ分野である伝票印刷にストロングポイントを見出し、データ制作から印刷製本まで自社工場一貫生産の安心を顧客に提供することで、「わたしたちの伝票で世の中をもっと快適に」という営業理念のもと、事業に取り組んでいる。
2013年には伝票通販サービス「伝票王」を開設して全国展開をスタート。通販サイトとしては珍しい“何でも相談できる印刷通販サイト”をコンセプトとし、同業者はもちろん、一般企業からも好評を得ている。
また、2020年春には感圧紙N40の薄紙に対応したオンデマンド印刷機「Versant 3100 Press」を導入。1冊からの名入れ伝票サービス「フロムワン」を基軸に、極小ロットのニーズにも応えている。
そんな同社から「JP2022・印刷DX展」で2つの新サービスが紹介される。
伝票王の新商品「カスタマイズテンプレート伝票」
カスタマイズテンプレート伝票とは、テンプレートの内容を「ちょっとだけ直せたら」「ここを変更できたらいいのに」という顧客からの声に応えた“直せるテンプレート”サービスである。
数ある伝票印刷サイトにもさまざまな伝票のテンプレートが設置されいるが、顧客自らデータをダウンロードして、カスタマイズしなければならないものが大半となっている。そんな顧客の手間を解消するため、業界別テンプレートの中から希望に近い体裁を選び、「介護記録のタイトルや項目の名前を変更したい」「警備日報のインクの色を変えて識別したい」「歯科技工指示書の書体を変更したい」といった要望を出せば、年間3000件以上の伝票印刷に携わるスタッフが誠意を持って対応する。ありそうでなかった“直せるテンプレート”に注目が集まっている。
色校正のできるユポ印刷専門サイト「ソトプリ」
伝票王を運営している中で、同業者から伝票以外の仕事の問い合わせも数多く寄せられているが、合成紙であるユポを使用したポスターもそのひとつとなる。
発注者に話を聞きくと、「レギュラーのカラーインクから耐候インクへの交換が煩わしい」といった声が大半を占めている。
創業時から伝票印刷では避けて通れない特色印刷を普通にこなしてきた同社は、元々インク替えに対してストレスを感じない環境がある。その強みを活かして同業者の手伝いができればと、「ソトプリ」を開設した。
使用インクはDIC株式会社の超耐候インクであり、追加料金などもない。用紙は株式会社ユポ・コーポレーションの製品を使用している。
顧客の視点に立ったサービス
また、伝票王で培った“何でも相談できる”というコンセプトはそのままに、顧客の視点に立ったサービスも提供している。
初めての利用で色味の仕上がりに不安のないようデジタルカラー校正を1回無料でサービス。また、画像の修正や色調補正等のご要望も請け負っている。
ポスター以外にもユポ感圧紙を使用した耐水型伝票、災害時の医療体制確保に欠かせないトリアージタグなどにも活用できる。4月にスタートしたばかりの新サービスをブースで紹介する。
株式会社和歌山印刷所
〒536-0022
和歌山県和歌山市狐島609-9
TEL.073-451-4111
FAX.073-452-2631
https://wa-in.co.jp/
小間番号:5-54