存続から成長へ。DXは必須条件
JP産業展協会では現在、2023年5月18日(木)・19日(金)の2日間、 大阪市住之江区のインテックス大阪5号館を会場に「JP2023・印刷DX展」を開催する準備を進めています。
近年、新たな生活様式や働き方改革など、社会環境が急速に変化する環境下にあって、中小企業にとってDX(デジタルトランスフォーメーション)は、社会の変化に対応する武器だけではなく、 「生き残りをかけた必須条件」となってきました。
現在、日本の中小企業はDXの推進に関して二極化しており、積極的な企業は経営陣のトップダウンによって短期間でさまざまな変革を実現していますが、多くの中小企業では取り組み方に苦慮している現状があります。
しかし、組織が小規模だからこそDXへの理解や組織内への浸透も早く、働き方や業務改善、ビジネスモデルなど、連鎖的に変革を起こせる点が優位性とも言えます。
社会環境の変化に合わせて自らをトランスフォーメーション(変換)できるかどうかが、今後の成長や企業の存続を左右するといっても過言ではありません。 2025年までの3年間でDXによる社会変革はさらに進むと予測されています。変化に対応し続ける組織づくりやそのための人材育成は最重要課題となります。
DX推進というと「デジタル人材を集めて大掛かりな事業を始めること」だと捉われがちですが、それは大きな誤解です。 DXの本質はデジタル化によって人々の考え方や行動、組織の仕組み、ビジネスモデル、顧客や取引先との関係性を良い方向へと変えていくことにあります。
経営層がまずすべきことは自らのデジタルリテラシー(最新のテクノロジーを使って業務を行う能力)を高めることです。 今やパソコンや電子メール、インターネットを使いこなせなければビジネスや生活が成り立たなくなったように、新たなデジタル機器やソーシャルメディアを積極的に活用しなければ、目の前ビジネスが見えなくなってしまいます。
いわば「読み書きそろばん」のようなもので、言語が通じない職場にデジタル人材は集って来なくなります。変革を促すことも競争力を生み出すことも人であり、人が集まる組織づくりが最優先課題となります。
変化に柔軟に対応する企業は常に人材や顧客、協力会社、社会から選ばれる存在になり得ます。 今こそ自らをトランスフォームするか否かで、企業の未来は大きく変わってきます。
47回目の開催となる「JP2023・印刷DX展」では、”変わる需要、変える供給”をメインテーマに、”可能性を価値に変換する印刷産業のニューテクノロジー”をサブテーマに掲げ、印刷産業が直面する課題を解決していくために出展社と来場者との情報交換を図って参ります。
「JP2023・印刷DX展」開催テーマと目指す方向性
社会環境の急速な変化
・DXへの対応は生き残るための必須条件
・日本の中小企業の多くはDXへの対応に苦戦している
組織づくり、人材育成が最重要課題
・変革を促すのも、競争力を生み出すのも「人」
・人材を集めるには事業環境を変える必要がある
今、必要なことは古い事業形態から変換すること
・過去に捉われていたを「様式」変えなければならない
「JP2023・印刷DX展」では、本来持ってる企業の力を市場に価値があるモノに変換するニューテクノロジー(新しい技術)の最新情報を来場者に発信することを目指します。
「JP2023・印刷DX展」開催概要
■名称:JP2023・印刷DX展
■テーマ:変わる需要、変える供給~可能性を価値に変換する印刷産業のニューテクノロジー~
■会期:2023年5月18日(木)・19日(金)
5月18日(木) 午前10時~午後5時
5月19日(金) 午前9時30分~午後4時
■会場:インテックス大阪5号館(大阪市住之江区南港北1-5-102)
■主催:JP産業展協会
■後援:大阪府/大阪市/大阪商工会議所/大阪府中小企業団体中央会/全日本印刷工業組合
連合会/日本製紙連合会/日本洋紙板紙卸商業組合/公益社団法人日本グラフィック
デザイナー協会
■協力:公益社団法人日本印刷技術協会/大阪印刷関連団体協議会/大阪府ものづくり振興協会/販促アイデア協議会