【株式会社ミタニ】二つ折り観音製本の専用機械「Mitabest」を出展

【株式会社ミタニ】出展内容

株式会社ミタニ（名古屋市中村区、三谷潔社長）は、二つ折り観音製本の専用機械「Mitabest」を出展する。

二つ折り観音製本とは、建設関係（土木建築、設備）の設計図面を同じサイズのコピー用紙でコピーを取り、コピーした面を内側にして中央より二つ折りにしたものを1冊の枚数分準備することをいう。

コピーした折丁図面の白紙面で片面の背と小口側の両淵から一定幅に1枚ずつ糊付をして、1冊分の折丁を重ね貼りして本にする製本方法となる。

本を見開いた状態はレイフラットになり、紙の流れはレイフラット製本と同じではあるが、糊付け位置が背と小口の両淵一定幅だけで全面ではないことと、貼り合わせる紙は薄手で、しかも腰の弱いコピー用紙であるところが従来の貼り機と相違している。

紙サイズは見開きサイズA3・A3を二つ折りしたA4・A4の2種類を機械で製本することができる。

主な特長

▽マシンサイズは床面積1㎡強で高さが1.5mのコンパクトサイズ。

▽糊付けはドット模様で塗布できるメッシュローラーユニットを使用。背と小口側の両端から10～20㎜程度糊付けをする（袋とじ状態）。特に薄手で腰の弱いコピー用紙でも製本することができる。

▽1冊の紙枚数が300枚以上ある場合でも、マシンスピードMax100枚／1分間の高速貼合せが可能なため、時間効率のアップにつながる。

▽薄手のコピー用紙などの2枚取り防止フィーダーを独自で開発し、それと併用して2枚取り検知センサーを取り付けできるだけで、2枚取りをなくすように設定されている。

「JP2024・印刷DX展」では、フルカバーの製品の展示・実演が行われる。

出展社情報

株式会社ミタニ

〒453-0013
愛知県名古屋市中村区亀島2-2-18
http://www.mitani-tec.co.jp