出展内容
富士フイルムグラフィックソリューションズ株式会社(以下:FFGS)は、印刷業に携わる顧客の課題解決となる多種多様なソリューションを提供。
「JP2025・印刷DX展」では、「デジタルプレスの活用でワクワクする未来を」というFFGSのブーステーマのもと、新製品であるデジタルプレス機「Revoria Press EC2100S」をはじめとした各種ソリューションを紹介する。
■新製品デジタルプレス機「Revoria Press EC2100S」
デジタルプレス機の新製品「Revoria Press EC2100S」を実機にて紹介する。
コンパクトなマシンサイズでありながら、フラッグシップ機である「Revoria Press PC1120S」に迫る高画質印刷を可能にするもの。
また、印刷中の色変動や表裏ズレを検知する「スマートモニタリングゲート」の接続により、リアルタイムに自動で用紙補正を行い、長時間の連続使用でも生産性を損なうことなく高い印刷品質を維持することができる(オプション)。
同製品は、用紙汎用性を向上させており、CMYKの4色トナーに加え特殊トナーを搭載し、ワンパス5色印刷を可能にしている。特殊トナーを活用した多彩な色表現による印刷物の高付加価値化に貢献する。
ブースでは、「Revoria Press EC2100S」で出力した多種多様なサンプルも展示する。
■デジタル印刷の生産環境を最大化するソリューション「Revoria XMF PressReady」
デジタル印刷の課題である稼働率の低下や作業の属人化などを根本的に解決するだけでなく、ビジネス全体の競争力を高める革新的なソリューション。
同製品を活用することによるデジタル印刷の効率化と利益最大化を実現するためのポイントを3点紹介する。
オペレーションミスによる印刷トラブルの改善
生産管理システムから作業指示情報をCSV形式で直接取り込むことが可能であり、その結果、オペレーターが作業指示書の内容を理解する手間を省くことができる。
また、取り込んだ情報をもとに自動的に出力条件を設定するため、効率的な作業が可能になりオペレーションミスの改善につながる。
オペレーター依存の生産体制の脱却
デジタル印刷に特化したRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)機能を持ち、オペレーター依存の作業プロセスを標準化・自動化する。
さらに、作成したテンプレートはネットワークを通じてメンバーに共有されることで、オペレーター依存から脱し、柔軟な生産体制が整う。
生産効率の向上
印刷ジョブの用紙サイズやモノクロ/カラーなどの条件を自動判別、グループ化して印刷するなどの効率的な処理が可能。その結果、デジタル印刷機の稼働効率が向上し、出力の安定化、納期短縮、コスト削減を同時に実現することができる。
■総合カラーマネジメントソリューション「FFGS QC Navi」
印刷会社の色に関する課題を解決するトータルソリューション。
同製品は、同社が長年にわたり全国の顧客の印刷物の診断を行ってきた実績と、色に関する高度なカラーマネジメントのノウハウを活かし、オフセット印刷・デジタル印刷問わず、色品質の統一化、安定化を包括的にサポートするものとなっている。