出展内容
株式会社ミューテックでは、紙を扱うあらゆる業種において、作業の快適化と工場内の紙の流れの効率化を提案している。
紙を扱う印刷の現場では、①印刷にかけるためワンプを切って用紙をパレットに積み上げる、②印刷機への給紙をトラブルなく行うため用紙に風を入れ精確に揃える、③印刷の大敵である静電気の悪影響を防ぐためシーズニングするなど印刷に最適な用紙を仕立てる、④製本や打抜きなどの作業がスムーズにできるよう、刷了紙から不良の紙を抜き取り精緻に揃えた状態で後工程に提供する、⑤紙の入荷から印刷、製本、出荷の工程に至るまで、安全な動線を確保し効率的な紙の移送を行うなどの複雑な工程がからみ合っている。
こうした工場の中での紙物流を効率化し、工程内のボトルネックを解消し、働く人の肉体的負担も軽減させ、効率化と省力化を実現し快適な職場環境を確立し、人手不足に問題を抱える印刷会社に解決策を提案する、それが同社の主な事業でありソリューションとなっている。
重労働な紙積み作業を解決するために世界で初めて高積紙揃機(紙積み機)を開発・製造・販売するなど、創業の頃から守り続けてきた「人間尊重」の精神は、今も変わることなく受け継がれている。
さらに、同社の提案する紙物流システムによる労働環境の改善は、紙を扱う業種の大きな課題となっていた優秀な人材確保や人材育成にも貢献。企業の継続的な発展と働く人のスキルアップも実現する。
「JP2025・印刷DX展」では、菊半裁判から菊全判までの用紙の紙積みや用紙の反転、静電気の除去などの作業に最適なミューパイルジョガーmini PJM-40を出展し、紙物流効率化の実演を行う。