【木野瀬印刷株式会社】印刷業向け経営情報・工程管理クラウドサービス「MIクラウド」

印刷会社による印刷会社のための印刷業向けクラウド型経営管理システム

木野瀬印刷株式会社（愛知県春日井市、木野瀬吉孝社長）は、「JP2021・印刷DX展」で印刷業向け経営情報・工程管理クラウドサービス「MIクラウド」を展示する。

「MIクラウド」は、「見える化ができていないため、タイムリーな経営状況の把握ができない」「会社を変えたいけど、変えるきっかけがなく、良い方法が思いつかない」「物事を自ら考えて行動するような自発的人材を育てたい」といった経営課題を解決するもの。

経営管理・受注管理・精算管理・マスタ管理を備えた「印刷会社による印刷会社のための印刷業向けクラウド型経営管理システム（MIS）」となっている。

「MIクラウド」は、経営情報で必要な機能のみを絞り、使いやすさを追求したクラウドサービスであり、機能にはそれぞれ権限の付与が可能なため、ユーザーごとに画面をカスタマイズすることができる。

クラウドを活用したサービスとなっているため、インターネット接続があれば、いつでもどこからでもアクセスが可能なため、「働き方改革」への第一歩として活用できる。

「MIクラウド」は盤石なセキュリティも特長のひとつとなっておりMicrosoft Azureを活用したクラウドによるデータ管理で「国際的な基準のセキュリティ認証」を受けた高度なセキュリティを提供する。

「MIクラウド」を活用すれば、売上見込み金額がひと目で分かるため、目標達成の可否判断が容易なほか、リアルタイムで売上と付加価値を把握することができるため、営業の見える化が実現できる。

さらに、得意先別売上分析詳細、加工高状況によるリアルタイムな生産部の加工高も把握することができるため、得意先別売上分析も行える。

「見える化」の第一歩は「MIクラウド」から

印刷業界向けに同社が開発した経営情報・工程管理クラウドサービス「MIクラウド」とは、Iクラウドと連動して経営情報やクレーム管理などをビジュアル表示できるグループウェア「つながるワークス」も用意されている。

「見える化」を始めるにもハードルが高い中、「MIクラウド」は必要な機能のみを限定しているため、「見える化」を始める第一歩のサービスとして月額料金で利用できる。また、印刷会社である同社が開発を手掛けていることで、工程管理のソリューションも合わせて提案している。

「つながるワークス」は、標準的なグループウェア機能と合わせてMIクラウドとデータ連動ができ、経営情報をグラフなどでビジュアル表示して分かりやすく、クレーム管理などをワークフローで対応できる機能も搭載されている。

「MIクラウド」の魅力

「MIクラウド」は、「営業売上の達成予測がギリギリまで見えない」「売上しか見えていないのでどれだけ利益（付加価値）が残るのかが見えない」「印刷予定は出るが先の予定や繁忙度合いが分からない」「手配に時間がかかり過ぎて残業が多い」といった課題を解決するために開発されたもの。

「印刷会社による印刷会社のためのクラウド型経営管理システム」であり、経営管理・受注管理・生産管理・マスタ管理が行えるものとなっている。

Microsoft Azureを活用したクラウドによるデータ管理のため、「国際的な基準のセキュリティ認定」を受けた高度なセキュリティ環境を提供する。

「MIクラウド」を活用することにより、①情報共有による生産性向上②自発的人材の育成③属人的な仕事の削減といった効果が得られるため、導入企業からは「売上見込みの見える化により、目標達成への数字が明確になった」「付加価値目標も見える化されるため、売上だけで評価されることはなくなった」「あらゆる予定が見える化されることにより、どこでも誰でも予定の把握が可能になった」といった声が同社に寄せられている。

「MIクラウド」の機能

経営管理

受注別原価情報／加工高状況／営業成績／得意先別売上分析／得意先別売上分析詳細

販売管理

受注（基本・明細・工程）／作業・用紙伝票発行／外注手配／配送手配／売上計上／納品書発行／見積管理

生産管理

用紙管理／外注管理／工程進捗管理／予定表作成／作業実績

マスタ管理

各種マスタ管理／機械別時間単価／営業目標／加工高目標／用紙名／作業名／設備名

なお、メニュー画面は必要最小限のメニュー構成となっており、「見える化」スタートに最適なものとなっている。

経営情報としては、営業成績では見込・実績・目標において、売上と付加価値で見れるほか、加工高状況として目標と加工高がひと目で比較できる。作業伝票の簡単に作成できる。

また、受注別原価情報では受注金額と現在利益が表示され、原価状態が良好であるがどうかが、グラフで表示されるほか、得意先別原価情報では昨年と今年の受注額が売上と付加価値で表示され、利益がどれだけ確保できているかが分かる。

さらに、販売管理としては基本情報・明細・工程・外注・作業指示・用紙指示・配送指示・売上計上を入力するだけ。生産管理では用紙発注、外注（外注発注伝票一覧）、工程進捗表、作業実績（作業項目一覧）、作業実績（作業実績登録）が簡単に行える。

「ＭＩクラウド」プラン概要

ライトプラン

MIクラウド単体でのプランとなるが、導入までのサポートが充実しており、システムもアップデデートが年数回行われる。

スタンダードプラン

「つながるワークス」と呼ばれるMIクラウドとの連携システムを用いることにより、データの細かい分析やグラフ化、クレーム管理やワークフローなど、すべての機能を使うことができる。

お試しプラン

無料でお試しが可能。製品版のＭＩクラウドと比べると、一部の機能に制限がかかっている。また、有効期間は１カ月となっている。

価格は、初期費用としてライトプランで50アカウントまで55万円～（アカウント数によって価格は変動。初期設定と２回の訪問、社内留学２回が含まれる。旅費・宿泊費は別途請求）。スタンダードプランの場合は、つながるワークスの初期設定費用として別途22万円（税込）が必要となる。

月額使用料はライトプラン3万3000円、スタンダードプラン4万9500円（いずれも30アカウントまで、税込）。最低１年の利用期間が必要となる。年間保守費用、事務手数料は別途となる。