株式会社トヨテックが「JP2026・印刷DX展」に出展するする自動給紙カッティングプロッター「DG―5070」および「DG―4060Ⅱ」は、「中小企業省力化投資補助金(カタログ型)」に登録されている。
両機種ともに、印刷後工程における断裁・打ち抜き・カット作業の自動化を目的とした設備であり、人手不足が深刻化する印刷・加工現場で、省人化と作業品質の安定化を同時に実現する装置として位置付けられている。
「中小企業省力化投資補助金(カタログ型)」は、中小企業・小規模事業者等の売上拡大や生産性向上の後押しを目的に、人手不足の解消に資するIoTやロボットなどの汎用製品の導入費用の一部を補助する制度。
補助率は原則2分の1とされ、簡易かつ即効性のある省力化投資を促進することで、付加価値額や生産性の向上を図り、さらには賃上げにつなげることを狙いとしている。
同制度では、あらかじめ登録された設備(カタログ掲載製品)を導入することで、補助金申請時の審査負担が軽減され、迅速な設備導入が可能となる点が大きな特長だ。今回の登録は、両機種が作業工程の削減や自動化において明確な効果を有し、省力化投資の趣旨に合致する製品であることが評価された結果といえる。
「DG―5070」は、最大530×750㎜サイズ(B2相当サイズ)に対応する自動給紙カッティングプロッターであり、シール・ラベル・コートボールなどの紙器を自動給紙・カット・排出処理を全自動で行う。
給紙部には安定した紙送りを実現する機構を採用し、印刷済み用紙を1枚ずつ供給。位置ズレを抑えた状態で加工部へ搬送することで、高精度なカットを可能としている。
加工部ではデジタル制御によるカッティング方式を採用し、刃の動作や速度を素材や形状に応じて最適化することで紙粉の発生や断面の乱れを抑制する。
自動給紙機構の搭載により、作業者が用紙をセットし続ける必要がなく、連続運転時の作業負荷を大幅に軽減できる。これにより、従来はオペレーターが付き切りで対応していた工程を他作業と兼任しながら運用することが可能となる。
一方、「DG―4060Ⅱ」は、最大400×600㎜対応(A2相当サイズ)のモデルであり、シール・ラベル・コートボールなどの紙器を自動給紙・カット・排出処理が全自動で行える。
ロールフィーダーを取り付ければロールメディアのカットができる。設置スペースや運用規模を考慮したコンパクト設計が特長となっている。多品種・小ロット生産を行う事業者をはじめ、内製加工を強化したい現場での使用を想定しており、操作系についても簡便化が図られている。
デジタルデータを用いたカット制御により、型や木型を必要とせず、デザイン変更や仕様変更にも即応できるため、試作や短納期案件への対応力向上につながる。
両機種ともに技術的特長として、データドリブンな加工プロセスが挙げられる。CADデータやイラストレーターデータなどのデジタルデータを基に刃の軌道を制御し、再現性が高く、加工品質のばらつきを抑制できる。
これにより、作業者の経験や勘に依存した工程からの脱却が進み、品質の標準化が可能となる。また、必要な部分のみを正確にカットできるため、材料ロスの低減にも寄与する。
「中小企業省力化投資補助金(カタログ型)」の登録により、設備を補助対象として導入できる点も大きなポイントだ。補助金を活用することで、初期投資額を抑えながら自動化設備を導入でき、投資回収期間の短縮が期待される。登録製品であることから、申請手続きが比較的簡素化される点も設備導入を検討する事業者にとっては利点となる。
同社では、導入前のヒアリングを通じて加工内容や運用体制に応じた提案を行い、設置後の操作指導や保守対応にも注力している。省力化設備は導入後の運用定着が重要であり、現場で実際に効果を発揮させるための支援体制を整えている。

株式会社トヨテック
小間番号:5-10
278-0015 千葉県野田市西三ヶ尾77-2
電話 04-7121-0755 FAX 04-7121-0740
出展内容:DG350S12-TT、DG350S22-TT
