【全日本スクリーン・デジタル印刷協同組合連合会】出展内容
「ＪＰ２０２０・ＩＣＴと印刷展」に初出展となる全日本スクリーン・デジタル印刷協同組合連合会（内藤正和会長）と西日本スクリーン・デジタル印刷協同組合（西田勇一理事長）では、組合員企業が制作した数多くの印刷サンプルを展示する。
スクリーン印刷は、インキの厚みを他の印刷方式と比べて幅広く調整できるため、「水」と「空気」以外のガラス・プラスチック・合成樹脂・金属・布など、紙以外のあらゆる素材に印刷できることが大きな特長とされている。
日本の産業が飛躍的な発展を遂げる中で、これまでに蓄積してきた技術力を活かして、従来市場としてきたサイン・ＰＯＰ・ポスター、そしてアパレルなどの商業分野をはじめ、近年では自動車・電気機器・通信機などの工業分野へと多方面の需要に応えている。
スクリーン印刷の技術は多くの産業分野の要請に応じて特異な印刷技術を開発しながら、見る・読む・知らせるといった印刷本来の役割に加え、光る・触る・香る・伝えるといった機能的役割を果たすようになってきた。
同時に、印刷物として提供するだけでなく抜き・切削・貼り合わせるといった加工技術を加えて一個の部品として提供することで付加価値を高めている。
こうしたスクリーン印刷業界にもインクジェットを中心としたデジタル印刷が参入し、インクジェットとスクリーン印刷の併用によって新たな印刷表現も可能になってきている。
これらの技術を活用して誕生した付加価値を高めた製品群を「ＪＰ２０２０・ＩＣＴと印刷展」では来場者に披露する。
さらに、スクリーン・デジタル印刷の啓蒙普及のため、東京・神田神保町で開設準備を進めている連合会ショールームの紹介も行う。
内藤会長ビデオメッセージ
全日本スクリーン・デジタル印刷協同組合連合会
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