インクジェット方式のPODプロダクション機「TASKalfa Pro 15000c」
京セラドキュメントソリューションズ株式会社(大阪市中央区、安藤博教社長)は「JP2021・印刷DX展」でインクジェット方式のPODプロダクション機「TASKalfa Pro 15000c」を披露する。
「TASKalfa Pro 15000c」は、高速連帳インクジェット機と粉体トナー機の中間に位置する「未踏の領域」を埋めるもの。新発想のインクジェットプリンターとして印刷業界に新たな選択肢を提供する独自性を持った製品として注目を集めている。
長寿命インクジェットヘッド技術をベースにした開発設計により、ノンストップの高生産性と安定した高品質な印刷を実現するとともに、部品交換による廃棄物を大幅に削減し、ランニングコストを抑え、TCO(Total Cost of Ownership)削減を提案する。
「生産性を高めたい」「小ロット・多品種のさまざまな顧客ニーズに対応したい」「初期投資やランニングコストを抑えたい」といった顧客の声に応えるものであり、デジタルならではの特長として、必要な時に必要な部数だけ印刷でき、バリアブル印刷に対応しているため、高品質な印刷メディアを効率よく低コストで制作できる。
京セラドキュメントソリューションズ株式会社では「JP2021・印刷DX展」において、「波打ち・カールの少ない成果物、そのまま製本などの後工程にもっていける」「テカリ・すべりが少ない」「軽オフ印刷機ライクな落ち着いた風合いの文字」などEP機にない、インクジェット機ならではの特長を訴求している。
AR(拡張現実)技術を活用したアプリケーション
このほかには、AR(拡張現実)技術を活用し、ユーザー向けに開発したアプリケーションを紹介する。
例えば、ユーザーの印刷環境にARでバーチャルのTASKalfa Pro 15000cを出現させることで、製品を設置したときのイメージを可視化するなど、配置位置の検討を事前に行うことができる。
限られたスペースの有効活用や印刷工程全体を考慮した最適な製品配置を実現し、ユーザーの生産性向上に貢献するアプリケーションとなっている。
将来的には、AR技術を活用したメンテナンスサポートなど、ユーザー自身がメンテナンスをよりスムーズに行える環境の実現を始めとした、最新のデジタル技術を活用した取り組みを加速し、生産性向上や商業印刷における省人化・スキルレス化の推進を後押ししていく。テクノロジーの力と顧客に寄り添う姿勢でユーザーのビジネス拡大に貢献する展示を行う。
京セラドキュメントソリューションズ株式会社
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小間番号:5-16